beat haze odyssey





No
Title
Words
Music
Judgement
OUTSIDE BEAUTY
森雪之丞
氷室京介
★★
Girls Be Glamorous
森雪之丞
氷室京介
★★★
幻想と真実
森雪之丞
氷室京介
★★★★
PRESSURE
森雪之丞
氷室京介
★★★
The Vacant World(Without Love)
森雪之丞
氷室京介
★★★★★
Julia
森雪之丞
氷室京介
ONE
反町隆史
氷室京介
★★★



rare mix session/8cm disc

No
Title
Words
Music
Judgement
魂を抱いてくれ(nylon−guitar version)
松本隆
氷室京介
★★★★★
Believe(nylon−guitar version)
松井五郎
氷室京介
★★★★★
Still The One(rare mix)
氷室京介
松井五郎
氷室京介
★★★★






批評


これが出た日とこの年で始まったツアーの最初の日が同じという心憎い設定をしてくれました。「MELLOW」が発売されてわずか八ヶ月でニューアルバムが出るという非常に早い展開ですが、これはアルバムというよりもミニアルバムと言ったほうが良いでしょう。内容もアルバム的というより一つ一つの曲の質がそれなりに高く、とりあえず勢いで作ったという感じでしょうか?前回はバラード中心だったので、氷室さんはなにやらストレスがたまっていたからいっちょ元気のある奴しよかといってたのでそのせいもあるかもしれません。


今回は企画モノが多く見れますね。「反町隆史」のカヴァー曲が入ってるし、おまけのリミックスCDもあります。カヴァー曲は今までやってなかったし、この時期はなんでもやってみようという気持ちで活動してた印象を受けます。また、この時にスティーブもライブサポートしてくれる為にこのCDに参加しており、歌詞に至っては雪之丞さんに任せてしまってます。


1と2はまあ例によってビート系の奴ですが2にスティーブが参加してるのでサウンド的にはこっちが好きです。2はシングルにもなってCMでも流れていたのですがなんと本人も出演していました。んで見てみますと一瞬だけ写ってます(笑)集中しないと見れないものです。ま〜氷室さんが商品じゃないしな〜(ちなみに口紅のCMです)


3は氷室さんが歌詞を絶賛した曲です。やっぱりそれもいいけどこういう曲をかけるのは彼だけですな。4もそうだけど不可思議な雰囲気をもつのは彼独特のものであって実に俺好みです。


5に至っては空間系の音(ディレイか?)を上手く使っているところです。3にも言えることで最近の氷室さんは音使いが非常に巧みだといえます。無論彼だけじゃなく他の人の力もあるでしょうが。俺は今回これがお気に入りだったわけで。


6は・・・どうもこの思いっきり甘いラブソングは苦手ですわ。好きな人は好きだと思うが俺は無理です。歌詞もメロディーももう完全に媚びてる感じがどうも。7はまあ氷室さんが歌うならばこんなんかと。俺は反町ファンでもないですからね。別に悪くはないですし結構面白かったですよ。


ついでにリミックスCDもみると別に悪くはなくて楽しめました。というよりこっちの方が面白い感じがするのですが。「魂を抱いてくれ」なんかはギターだけの弾き語りになってましたし、MELLOWの二曲もアコースティックな感じで雰囲気を壊さずに十分聴けます。「Believe」ではギターソロは聴く価値あります。さすがスティーヴ。しかし「Still The One」は音を少々抜いただけなのでそれほどのものではありませんでした。ゆえに評価も下がると。


このミニアルバムはさっきもいったように、曲それぞれバラエティに富んでおります。アルバムとしては少しバラツキが見られますが質自体はかなりのものです。好きな曲と嫌いな曲が激しくわかれてしまうのではないでしょうか?企画モノというイメージがどうしても拭えないけど楽しめるものです。時間もそんなになかったしコンセプトは考えずにやったのではないでしょうか?あったとしてもとりあえず氷室さんのやりたい事を凝縮したというものでしょうか。




思ったこと


シングルサイズのリミックスCDを聴こうとしたらメインのCDといちいち取り替えなければいけない。正直めんどいです。なぜ一つのアルバムを買ったのにも関わらず入れ替えをしなければいけないのでしょうか?まあリミックスとは別にしたいのでしょうが・・・・・今回に限っては一緒にして欲しかったです。もしくは噂になってる「アコースティックアルバム」の製作に入って欲しいです。ゆえにCD作るのは大変だけどこれを聴くのも大変だ〜と思った今日この頃>面倒なのが嫌なだけ